時間の流れと友

2002年10月2日
久々に高校時代からの友人と会った。実に遊んだのは半年ぶりかも。
私自身、地元にいる友人はみんな彼氏がいて疎遠っぽいし、私も寂しいけどそれはそれでそこまでの関係だったんだわーと割り切っていた。

ただ、私はいいかげんで八方美人的要素があるので、実際にはそう思っても適当に都合よく付き合っていたりもする。

そんなときに、ちょっとしたバイトの話があり、「誰かいない?」ということで、たまたま昨日あった友人に声かけて、連絡をとった。

それで最近会ってないから、誘ってみた。これもけっこう、気まぐれに近かった。

実際会うと、日頃、友達と会ってないだけに、私もテンション上がって、けっこうしゃべった。

相手も私と同じで、友達と会ってないと。
それでいて、最近は対人恐怖症だって。

なんか気持ちがわかる。私も人が恐くて、仕事関係でも腰が重い。人と話すのが苦手だ。
でも、私は中途半端に知ってるという人や、初めて会う人、仕事で会う人、おっさんおばさんなんかがそうだ。
友人はたまに集まっていた高校時代の友人などにもそういう感情を抱くって。
できることなら「もうみんなでの集まりをなくしてほしい」とまで思うって。

ちょっとショックだったけど、理解できる。
私が地元の友人に抱いている感情を一緒だと思う。
「もう集まりに参加したくない」とは思わない。だって、召集かけるのは私だから。
でも、私自身心のどこかで、集まってはいるけど心底頼ったりなんかしないと思ってる。

私はとりあえず集まることで楽しいと思ってるから満足していて、その会の中身がどうであれ、深く考えもしてなかった。

でもその友人は、そのグループで集まるのも、盆暮れ正月ぐらいだったから、そんなに仲良いとは思っていなくて、「みんなで会うと疲れるんだ」ともらしていた。私の知らないところで不快な思いをしてたなんてね。

私はそんなことはおかまいなしに、みんな楽しんでいるとばかり。自己満足だったんだね。ただ単に、おめでたい奴だったみたい。

気づいたら時は流れていて、机並べていた頃とは考え方も、環境もみんなバラバラで互いらないところで深いなこともあったみたいでに必要性が薄くなっているようだ。

その友人はなんて素直で、正直なんだろう、そしてすごく繊細な子だったなんて・・・気づかなかった。

私はその友人と同じことを考えつつも、その場その場は楽しいということに偽りはない。無理はしていないから、自分は今までどおり、あまり深く考えずに行くと思う。

ただ、今までは、私の中で、その友人に対しても距離があった。正直。結局は、盆暮れ正月に集まる友人で、近況報告ときどきしてバイバイっていう友達の一人だと思っていた。

その友人も私のことなんか特別な友人でもないと思っているんだろうと。
だからその友人から私に連絡来ることもないし、やはり彼氏第一なんだとばかり思っていた。

でも人間恐怖症とかいろいろ話しを聞いて、誤解してたのかなって思う。逆に、その子はその子で自己嫌悪とかで苦しんでいるんだと。

その子は少なくても私には少しは心を開いているようでいろいろ胸の内を語ってくれた。
私もなんとかこの子の力になれればなぁと思った。

私の好きな友人に対してもその子は疲れるみたいだというのがちょっと寂しいけど。

今度からみんなで集まる時はその子に無理させないで気持ちを汲み取ってあげる配慮をしてあげないとね。

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