あいもかわらず、本から映画、ドラマまで・・・しつこい。

映画は観てませんが、本は映画化の前に読みました。

絵を眺めるような感覚の本。イメージは伝わるけど、ストーリーによって感情が起伏することはなく、一定のテンションで読んだ。

それでも一つ考え深いものがあった。

「大切な人を失うとどうして悲しいんだろう」というようなニュアンスで、主人公の男子と祖父が語り合う場面。

考えちゃう。

先日、彼とドラマの方のやつを見てた。

彼もドラマの主人公のように昔、彼女を亡くしている。このドラマを見て何を思うのか。共感するのか、反発するのか。

何度となく、彼に「あなたはどうだった?」と聞いてみたくなった。でも口が重くて言えなかった。

ドラマの主人公は亡くなった彼女をずっと忘れられず、結婚もしないで17年という月日を過ごしてきた。

そんな主人公に対して彼はへタレ発言を・・・。主人公の気持ちをわかってる人の発言なので、私は彼のその言葉の真意をもっと知りたかった。けど、言いにくかった。

平気な顔している彼だが、当時の辛さを想像してみただけで私も胸が痛くなる。苦しくなる。
暇なので買って読んだ。

「あー面白かった」というわけでもないのに、この人のって、スラスラ読みやすい。

ときより、そんなオチかいって、思うけど。人の心の中にある闇の部分、隠れた部分、隠したい部分を垣間見ることができる。

ホラータッチに描かれているものも多く、ゾッっとする感じが、人間の恐さをリアルに表現しているのだと思う。

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