週末のBAR

2002年12月6日
週末をただ一人、部屋で過ごすのは、普通だった。

でも今日はなんとなく、帰りたくない気分。
仕事が遅くなって、私のいるフロアには、もう私一人しかいなくなっていた。

以前、会社の先輩に連れられて、彼女のいきつけのBARに行ったことが何度かある。

あそこなら、一人で行けそう。そう思って、思い切っていってみた。

客は誰もいなくて、マスターと二人きり。
なんか話したほうがいいのかちょっと気を使ったが、とりあえずたわいも無い話でそこそこ話は続いていた。

もうちょっとしたら、帰ろうかな。そう思っていたら、一人客が来た。

常連客のなかなかカッコイイ彼。何度かここで、出くわしたことがあり、それがきっかけで、仕事でも関わったことがあるし、1度みんなで遊んだこともある。

彼はカフェ勤務。何度か会っただけなので、ちょっと前までは、仕事で彼の店に行く時も緊張してたし、あまり話せなかった人。

でもつい最近、ここに来た時、意外とフツーに話ができて、私の中でそんなに緊張する相手ではなくなりつつあった。

それで、今日ここで会っても、普通に話せた。

私はこの人と仲良くなりたいな・・・と前から思っていて、常連客の彼がきっと来るだろうと予想して来たといっても過言ではなかった。

たわいも無い話とか、恋愛の話もちょっとした。
彼女いることは、ずっと前から知っていたから、別にこの彼を落とそうとは思っていない。

「あわよくば・・・?」とは心のどこかで思っているかもしれないけど(笑)

この彼意外と、クールに見えるけど、苦労人だし、大人かもしれない。

そして、比べるのはなんだけど、この前まで私が好きだった彼(今も好きには好きだけど、ちょっと低迷ぎみ?!)は、私に興味がないのか、私のちょっとした経歴とか、背景に関して全く聞いてこない。

でもこの彼は、ごく自然に、聞く。普通はそうだろうな。
私も特別な感情がなくても、多少の話のタネに、相手の過去とか軽く聞くよ。

ごく、普通なことに、ちょっと嬉しくなった私。

なんか、自然な流れってのが、私の中ですごく新鮮で、こういう風な人と人との付き合いもいいいなぁと思った。

この夜は私の期待通り、楽しいものとなった。

12時くらいに帰る予定が、2時を回っていた。

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