人間観察

2003年6月15日
1話「魂に聞いてみよ」

開業医の息子さんと知り合った。

その人自体は、医者でもなければ、医療的な資格を持つわけでもない。
坊ちゃんぽくもないし、性格も顔もいたって普通だった。

「病院の後継ぎ」という部分を抜かして、この人の魅力は何だろうって観察してみた。

たぶん、そういう条件を抜かしても、きっといい人なんだと感じた。

発展させようと思えばしそうな感じもある。

将来は玉の輿かもしれない・・・そんな邪念がないわけでもない。それもいいかと半分思う。お金の無い幸せなんてありえないから。

でも、それは私が選ぶ幸せじゃないなーとやっぱり心のどこかで感じている。

そんな彼の背景を無視して、私は彼のことが好きになるのかーー?
私は自分の魂にどこまで正直でいられるのか。
本当に好きになったとしても、それは本物なのか?!
すごい興味あるところ。そんな今の自分に。

まだ知り合ったばかりで何も発展も無いのにそんなことまで考えてしまうバカな私。


2話「やさしさってなんだろう」

いつもよくしてくれる会社のおじさま

よく、ご馳走してくれるし、プレゼントもくれる。

しかも結構、強引だ。

たぶん、自己満足なんだろう。

そんな気がしてきた。

優しくていい人なのは確かだし、感謝もしてる。

いつも、仕事しまくりの私の体を気遣って、「休め」とか「無理するな」って言ってくれる。

部署がちがうから、お互い、仕事の断片的なところしか見えない。だから、ねぎらいの言葉をかけることが精一杯。

それはわかるんだけど、ときどきそんな言葉を投げ掛けらて、イラだつ時もある。

休めといわれても、そういう状況にない時もある。言葉だけでは気休めにもならないどころか、もういいよって。


その点、同じ部署の上司は、いつも我が強くて困った人だけど、ちゃんと必要なときに助けてくれる。中途半端じゃなくて、実践的だ。ほかの誰よりも頼りになる。

普段は、そんな優しくもないけど、本当は優しい。私はそんな上司の魅力に気づいているよ。


中途半端なねぎらいの言葉、お金やごちそう、プレゼントをくれるだけが優しさじゃない。

なんかそんなのは、単にその人の自己満足じゃないか?

甘やかすだけでなく、その人の成長を見守りつつ、必要なときに手助けする。そんな上司は本当の優しさを持った人だと思う。


だからこそ、おじさまのやり方は少々困っている。

モノをもらうのも、重くなる。

前に一度、思いっきり断ったら、少しばかり機嫌を損ねたみたいだし。

モノをもらうのは嬉しいし、嫌いじゃないけど、なんか普通じゃない。

利用できるものは利用すればいい。そういう人もいるけど・・・


なんか、疲れるな。

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